大日本印刷(DNP)と三菱総研DCS(DCS)は8月6日、入試業務の採点・合否判定をデジタル化するサービスを10月提供開始すると発表した。
両社は今年1月に「学校のDXによる運営負荷軽減・教育の質向上・利便性向上」を目的とした入試・校務支援サービスで協業を開始。その第1弾として、DNPの「DNP学びのプラットフォーム リアテンダント」とDCSの入試・校務支援サービス「miraicompass」シリーズを相互販売している。
今回、第2弾として、①入試のデジタル採点に特化した「リアテンダント(入試版)」と②合否判定の決定プロセスを支援する「スマート合否管理」を10月に、miraicompassシリーズの新サービスとして提供開始する。これにより、「出願~試験~採点~合否~入学手続」をワンストップで支援し、入試運営のさらなる業務効率化を支援する。
これまで全国の小・中・高校のテストの採点をデジタル化し効率化を実現してきた「リアテンダント」で、入試特有の採点方法や受験者情報の管理等の現場ニーズに応える「入試版」を新たに開発した。
<サービスの特長>
合否管理「スマート合否管理」 画面イメージ
miraicompassの「出願~試験~採点~合否~入学手続」のデータを連携することで、合否判定会議前後の資料準備や設定にかかる時間を削減する。また、合否判定会議では、リアルタイムにデータ比較やシミュレーションを行い、判定者の意思決定を支援する。
<サービスの特長>