さいたま市は、同市の元教員で復職を希望する人向けに、新たな選考制度「さいたま市立学校ティーチャー・リターン制度」を、10月より開始する。育児や介護などの理由で離職した教員の復職を可能にすることで、学校現場の即戦力となる人材の確保を目指す。
募集するのは管理職(校長、副校長、教頭)、小学校教員(全教科)、中学校教員(国語、社会、数学、理科、音楽、グローバル・スタディ(英語))、特別支援教育担当教員(小学校)の4区分。同市の本採用教員として5年以上継続して勤務し、退職後5年以内などの要件を満たした人が対象で、退職時と同一の校種および教科での申し込みが可能。採用は若干名となる見込み。
募集期間は10月1日から10月31日までで、11月中旬に個人面接による選考を実施。採用者は来年4月1日から勤務となる。
「さいたま市立学校ティーチャー・リターン制度」をスタートします