(公社)全国学校図書館協議会は「学校図書館にもっと注目を!―探究心を持ち、主体的に学ぶ子どもたちを育てるために」をテーマに、2025年度文部科学省委託事業として、講師に文部科学省 教育改革調整官の坪田知広氏を迎えて、「第9回学校図書館担当指導主事研修会」を11月22日(土)、オンラインで開催する。

探究心を育て、主体的に学ぶ子供たちを育てるためには、学校図書館を活用して授業を展開することが必要不可欠。それによって思考力・判断力・表現力が育っていく。また、児童生徒の情報活用能力の育成、生きる力を育む教育には、学校図書館担当指導主事をはじめとして教育委員会全体の理解が大切となる。
全国学校図書館協議会の指導主事研修委員会では、これまで、指導主事向け、校長向け、教職員向けのパンフレットを作成してきた。今年度は文部科学省委託事業「学校図書館行政促進を目的とした教育委員会向けパンフレットの作成」を受け、学校図書館整備・活用の施策展開を促進するために参考となるような教育委員会向け資料(パンフレット)を作成。自治体の教育行政の重要事項や基本方針を決定する教育長・教育委員を含め、教育委員会全体を対象としたパンフレットを作成することで、教育委員会の意識が学校図書館行政促進に向けられることを意図している。
今回の研修会では、自治体の学校図書館行政に深く携わった坪田氏の話を聞くと共に、委員会が作成したパンフレット案について説明し、意見交換を行う。教育委員会が学校図書館活用に向けてどのような力を発揮できるか、指導主事をはじめ、司書教諭や学校司書、学校図書館担当者等、それぞれの立場から意見を聞き、現場の要望に合ったパンフレットを作成する。
<開催概要>
開催日時:2025年11月22日(土)13:00~16:00
配信:オンライン開催
※アーカイブ配信はないので開催時間内に参加する。
※事前申込制
対象:都道府県市区町村教育委員会および教育事務所等の学校図書館担当の指導主事
学校長、司書教諭、学校司書、学校図書館担当教員、一般教員など、
学校図書館に興味関心のある人
講師:坪田知広氏(文部科学省 教育改革調整官)
【プロフィール】
1992年、文部省(現文部科学省)入省。
文部科学省初等中等教育局児童生徒課長在職中、2016年「学校図書館ガイドライン」
作成に携わる。
2022年7月より名古屋市教育長に就任し、教育指針「ナゴヤ学びのコンパス」の策定や
いじめ対策、新聞配備や学校司書の配置等、学校図書館関連施策を推進。
2025年7月より現職。
担当者:公益社団法人全国学校図書館協議会 指導主事研修委員会
・神澤登美子氏(元・荒川区立教育センター学校図書館支援室学校図書館スーパー
バイザー、全国SLA学校図書館スーパーバイザー)
・福田孝子氏(元・東京学芸大学非常勤講師、全国学校図書館協議会特別参与)
・堀川照代氏(放送大学客員教授、全国学校図書館協議会常務理事)
・村山正子氏(元・東京学芸大学非常勤講師、全国SLA学校図書館スーパーバイザー)
内容:
①教育行政に携わって 学校図書館への期待(仮題)
文部科学省 教育改革調整官 坪田知広氏
②パンフレット案の説明
③グループディスカッション・報告
みんなで考えよう!「学校図書館の活性化を図るには」
④まとめ
参加費:無料
申込方法:指導主事研修会参加申込フォーム チケット販売システムPeatixの
SLAページより、オンラインチケット(無料参加権)の申込み。申込みを行ったら、
研修会参加者専用ページのURLおよび【ユーザー名】【パスワード】を案内する。
※申し込みは、Peatix 第9回指導主事研修会ページから
※Peatixでの申込み方法、入金等の説明は以下のWebサイトで確認
※チケット購入者に対して講座視聴のためのURL・パスワードなどを通知する。
※団体での視聴を希望の場合は、下記メールアドレス宛に問い合わせる。
kenkyu@j-sla.or.jp
申込期間:11月21日(金)12:00まで