埼玉県の入間市博物館は、第29回「むかしのくらしと道具展」を2月15日まで開催している。
本展は、小学3年生の社会科単元「むかしのくらし」に合わせ、教科書に掲載されている道具を実際に「見て・触れて・学べる」学習型の展示会。今年は入間市制施行60周年のプレ企画として、「きろくする」をテーマに設定。1964年(昭和39年)当時の小学1年生の絵日記や、ガラス乾板カメラなど約400点を展示し、地域の人々の暮らしの変遷を辿る。観覧無料。

会場には、実際に昔の道具に触れたり、動かしたりできる体験コーナーを開設。単に古い道具を眺めるだけでなく、当時の人々の工夫や知恵を肌で感じることで、現代の暮らし(SDGs等)とのつながりを学ぶ機会を提供する。

今回の特集展示「きろくする」では、1964年(昭和39年)当時の小学1年生が描いた「夏休みの絵日記」を公開する。東京オリンピック開催を秋に控えたこの年、高度経済成長期の只中にあったごく一般的な家庭の食卓や遊びが子供の視点で記録されており、市制施行(1966年)前夜の入間市の空気が鮮明に蘇る。その他、戦時中の日記、大正時代の電気領収書、ガラス乾板カメラなど、個人の記憶を伝える貴重な一次資料が並ぶ。

市制施行当時の茶の間の再現や、当時の生活道具を集中展示。祖父母世代には懐かしく、子供たちには新鮮な発見のある空間となり、世代間交流のきっかけを作る。

会 期 1月6日(火)~2月15日(日)
会 場 入間市博物館(ALIT)①特別展示室 ②常設展示室
観覧料 ①無料 ②有料※会期中、小中学生観覧無料