東京工科大学は3月13日、解剖学者で東京大学名誉教授の養老孟司氏と、同氏の知識や思想をもとに生み出されたAIデジタルヒューマン「AI養老先生」がともに客員教授として就任したことを発表した。

養老孟司氏は、『バカの壁』など多数の著書や論文をはじめ、東京大学医学部解剖学第二講座教授を務めた研究者・教育者。「AI養老先生」は、養老孟司氏の著書からパーソナリティを学習したAI、さらには言語だけでなく本人の身振りや話し方など身体的な面からも創造された、身体性を伴う疑似人格だ。養老氏が代表を務めるメタバース推進協議会、東京大学、NTTデータによる共同プロジェクトとして開発され、2025年10月の大阪・関西万博で初めて一般公開された。
同学では、今回の取組が、AIの技術的な観点の先端研究にとどまらず、AIアバター教員ならではの課題の探究などにつながることに期待を寄せており、今後の具体的な取組内容についても随時発表するとしている。