カンコー学生服は3月31日、毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム」にて「学校制服の役割」についての調査結果を公表した。調査は1月、全国の中学・高校生1,064人を対象にインターネットを介して実施したもの。着用制服のタイプ、制服着用時の安心感、制服のデザインによる学校生活への影響について聞いている。

現在、着用している制服のタイプは、「ブレザー」(男子中学生53.7%、男子高校生62.1%、女子中学生63.6%、女子高校生75.9%)と、いずれも過半数を大きく上回った。一方で、中学生では、「詰襟(学ラン)」(男子中学生42.2%)や「セーラー服」(女子中学生24.3%)といった伝統的な制服のタイプも一定数見られる。

制服を着ることによる安心感としては、全体では「周囲と浮かずに過ごせる」や「服装のセンスを比べられなくて済む」、「同じ学校の生徒だという一体感ができる」といった、周囲との関係性に関する項目が高い割合を占めている。
また、「服装による仲間外れや、いじめが起こりにくい」や「体型や外見のコンプレックスを目立たなくしてくれる」といった回答からは、制服が心理的安全性の基盤として機能している側面もうかがえる。
属性別では、女子中学生は「周囲と浮かずに過ごせる」(51.8%)や「服装のセンスを比べられなくて済む」(52.6%)という回答が半数を超えて高くなり、周囲との調和や見た目に関する安心感を重視する傾向が見られる。

制服のデザインが学校生活に与える影響として、全体では「学校に行く気分が上がる」が最も高く、次いで「髪型や身だしなみも整えたくなる」、「気持ちがポジティブ(前向き)になる」、「毎日が楽しくなる」が続き、心理面だけでなく行動に一定の影響を与えていることがうかがえる。
特に、女子は「学校に行く気分が上がる」(女子中学生61.0%、女子高校生54.6%)や「髪型や身だしなみも整えたくなる」(女子中学生60.3%、女子高校生47.0%)が高く、制服をきっかけに身だしなみへの意識が高まり、それが学校生活に前向きに取り組む気持ちにつながっている様子が見られる。

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