スタディプラスのStudyplusトレンド研究所はこのほど、全国の高校1、2年生を対象に実施した「文理融合学部に関するアンケート」の結果を公表した。
現在、日本の高等教育では理系分野の教育や研究を加速させる動きが本格化している。文部科学省は理系学部の新設や「文理融合」学部の拡充を目指して、基金を積み増す方針を固めた。「理系学部」「文系学部」の枠にとらわれない「文理融合型」の学びは、高校生にどう映っているのかを聞いた。
調査は、3月9日〜3月13日にかけて、学習管理アプリ「Studyplus」ユーザーの高校1、2年生を対象に実施、1,053人(1年生591人、2年生462人)から回答を得た。
文理融合学部について、73.4%の高校生が「よく知っている」または「名前や内容は聞いたことがある」と回答した。

多くの高校生が「多角的な学び」にポジティブな期待を寄せる一方で、約4割は「具体的な学習内容が見えない」と感じている。

文理融合学部の検討層・非志願層ともに「文理どちらも中途半端にならないか」が懸念点として最多で、次いで「就ける職種がわからない」となった。高校生は「学びの意義」は理解しつつも、「専門性と将来性」が担保されるのか、不安な気持ちがあるようだ。


調査の結果、高校生は文科省が進めている「文理融合」という学びのスタイルに対し高い関心を抱きつつも、その「専門性」と「卒業後のキャリア」には不安な気持ちがあることがわかった。「文理融合学部ではどんなことが学べるのか」や、企業側が「文理融合学部での学び」をどう評価するのか、わかりやすく伝えることが、高校生の進路の選択肢を広げる後押しとなりそうだ。
▶︎本調査の詳細はこちらで閲覧できる。