近畿大学附属福岡高等学校(福岡県)は5月1日に、全校生徒を対象に「避難訓練」を実施する。本訓練では、訓練用の緊急地震速報を活用し、生徒自らが判断して身を守る初期対応、正しい避難の仕方、校内の避難経路の確認、避難場所への迅速な移動と点呼などを通して、災害発生時に必要な知識と対応力を身につけることを目的としている。

同校では毎年、全校生徒を対象に、災害発生時の的確な判断力や自己防衛力、他者への思いやりや援助の気持ちを学ぶことを目的として、避難訓練を実施している。今回の訓練では、緊急地震速報の発表時を想定。初期対応の訓練として、「上からものが落ちてこない、横からものが倒れてこない、ものが移動してこない」場所へ素早く身を寄せる行動を確認する。次に、強い余震による落下物や火災の発生を想定し、迅速にグラウンドへ避難し人員点呼を実施。避難の際には、周囲の安全を確認しながら、生徒同士が互いに声を掛け合って落ち着いて行動することの重要性を学ぶ。
また、避難完了後には代表生徒による、訓練用消火器を使用した消火訓練を実施。さらに、熊本地震の発生から10年の節目を迎えるにあたり、熊本県出身の生徒指導部長が当時の体験をもとに講話を行い、生徒の防災意識の向上と災害時に必要な対応力の育成を図るという。