水戸市は、学校部活動の地域展開の一環として、市が実施する「休日の地域クラブ運営業務」を近畿日本ツーリストに委託した。委託期間は2026年6月から2029年3月末までを予定しており、市内の約170クラブを対象に休日の活動運営を委ねる。民間事業者のノウハウを活用することで、効率的かつ効果的な事業運営を目指す方針だ。

近年、学校現場では教員の長時間労働の是正など働き方改革が急務となる一方、子供たちが継続してスポーツや文化芸術活動に親しめる環境をいかに維持するかが全国的な課題となっている。水戸市は今回の外部委託により、休日の部活動を段階的に地域クラブへ移行させ、教員の負担を大幅に軽減して教育環境の改善につなげる狙いがある。
委託先となる近畿日本ツーリストは、2023年度から学校向けに部活動の事務局業務支援やオンライン指導導入などのサポートを展開してきた。水戸市は同社が培った知見やネットワークを生かし、市内の小中学校および義務教育学校の児童生徒が将来にわたり活動を続けられる環境を整える。市と同社は、地域全体で子供の成長を支える持続可能な運営モデルの構築を目指す。
