清泉大学(長野市)は7月21日、Gakkenおよびプロメトリックと連携し、2027年度入試(2026年度実施)から全国のテストセンターを活用したCBT方式の大学入試を導入すると発表した。受験生の利便性向上とともに、試験運営の効率化や高度なセキュリティの確保を目指す。

導入対象は「総合型選抜」「一般選抜(A日程・B日程)」「社会人・帰国生入試」の各区分。受験生は設定された試験期間内であれば、全国約200か所にある常設テストセンターの中から、自身の都合に合わせた日程や会場を自由に選択して受験できる。これにより他大学との入試日程の重複を回避しやすくなり、遠方からの移動に伴う時間的・経済的負担の軽減が期待される。
また、問題プールから自動で問題が構成・出題される仕組みを採用しており、出題の漏洩リスク回避や不正行為対策を徹底し、公平な受験環境を担保する。
CBT方式の採用は、大学側の業務負担軽減にも寄与する。従来の紙による試験(PBT方式)で必要だった独自会場の準備や当日の監視員の配置、問題用紙・答案用紙の輸送や厳重保管といった多大な作業を大幅に削減することが可能となる。
少子化に伴い全国から優秀な志願者を確保する狙いとともに、大学入試運営のデジタル化と効率化を推進する先導的な試みとして注目されそうだ。