さつきはこのほど、同社の電子黒板「MIRAI TOUCH(ミライタッチ)」上で動作するAI地図アプリケーション「MIRAI MAPS」の提供を開始した。本アプリは専用ストアからダウンロード可能で、Google CloudのAIモデル「Gemini」を搭載している。従来の「見る」中心の地図学習から、学習者が能動的に情報を引き出し、探究的な学びを展開することを狙いとして開発された。
ミライタッチのXシリーズ(M65CE3XE/M75CE3XE)およびCシリーズ(M65CE4S/M75CE4S)において無料で利用できる。

主な特長として、画面上の地図に対する手書き入力や音声による質問へのリアルタイム回答機能が挙げられる。地図上で特定のエリアを○で囲み、「選択した場所の歴史を教えて」と話しかけることで、解説を得ることができる。
また、画面を左右に分割する2画面表示機能も備える。地図と航空写真や関連画像を並べて表示・比較できるため、視覚的な情報を整理しながら学習を進めることが可能だ。表示モードは通常地図のほか、航空写真、地形図、白地図など目的に合わせた切り替えに対応する。
想定される活用シーンには、地域の地形や歴史を調べる「地域学習」、国内外の地理的特徴を見比べる「比較学習」、避難経路や周辺環境を確認する「防災教育」などが挙げられる。教員が教材を準備する負担を低減しつつ、児童・生徒の地理的思考力や防災意識の向上を図るツールとしての活用が期待される。