授業支援クラウド「スクールタクト」を提供するコードタクトはこのほど、児童生徒向けの対話型AI機能「TUNE β版」をリリースした。同機能は授業の流れの中で自然に活用できるよう設計されており、教員が課題ごとに使用の可否や種類を選択できる点が特徴だ。

TUNEは、課題内容や児童生徒のキャンバス上の記述を自動で認識し、答えを提示することなく段階的なヒントや問い返しによって思考を促す。プロンプト(指示文)の入力は不要で、手書き入力にも対応しているため、キーボード操作に慣れていない児童生徒でも円滑に対話が行える。
支援機能は学習フェーズに合わせて5種類が用意されている。授業導入時にアイデアを広げる「発想ファシリテーター」やテーマを絞り込む「探究シェルパ」、授業展開時に課題解決を支援する「学習サポーター」、終末時に文章推敲を助ける「表現アドバイザー」や理解度に応じた問題を自動生成する「演習ジェネレーター」で構成される。
学校現場で安心して利用できるよう、機能の制限や管理機能も備えている。1回の対話セッションは最大5ターンに制限され、授業進行の妨げや過度なのめり込みを防ぐ。対話履歴は教員が常時確認でき、児童生徒のつまずきの把握や個別指導に活用できる。
また、児童生徒の発達段階に合わせた応答設計や、入力データを外部AIの再学習に利用させないセキュリティ設計が施されている。
同社は現在、教員用1アカウントと児童生徒用40アカウントを対象に、TUNEを含むサービスを2カ月間試用できる無料体験プログラムの提供を開始している。
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