長野県は「DXハイスクール支援事業委託業務」をデジタルハリウッドに委託。同社は7月より、県内高等学校の教員を対象としたデジタル人材育成研修の実施と、同事業の採択校と県内情報サービス事業者とのマッチング支援を担当している。

「DXハイスクール(高等学校DX加速化推進事業)」は、情報・数学などの教育を重視し、成長分野を支えるデジタル人材の育成強化を目的とした文部科学省の事業。長野県では、公立高校17校、私立高校4校の計21校が採択されている。県としては、最新デジタル機器を活用した授業の実現や、外部専門家との協働による学びの環境整備を課題と捉えており、これらを解決するために今回の業務委託に至った。
長野県内の高校教員を対象に、ICT機器や生成AIの活用に向けた実践的な研修を計8回(対面1回、オンライン7回)開催する。専門の講師がPythonを用いたプログラミング、3Dプリンタを活用したデジタルものづくり、メタバースの教育活用などを指導する。対面研修後には講師への個別相談会も実施する。さらには、希望する教員に対して情報Ⅰ・Ⅱに関するeラーニング教材を1年間提供し、日々の授業準備や自己研鑽を後押しする。
DXハイスクール採択校のうち希望校に対し、各校の教育環境や課題に応じた伴走支援を行う。実社会の課題解決を見据えた探究活動のテーマを学校とともに設定し、それに適した県内の情報サービス事業者とのマッチング機会を創出する。生徒が普段使えない機器や環境に触れることで発想力を育むなど、学校と地域企業が連携した新しい学びの実現を目指す。