追手門学院大学とNPO法人チャイルド・ファンド・ジャパン(CFJ)は、全国の16〜24歳の男女2,060人を対象に「性的ディープフェイクについての若者オンラインアンケート調査」を実施した。
生成AIの急速な普及に伴い、本人の同意なく実在する人物の性的画像を作成・共有する「性的ディープフェイク」のリスクが高まっている。調査によると、この言葉の認知率は45.4%であり、3.7%が自身の性的ディープフェイクを作成された経験があると回答した。
また、オンライン上で知り合った人物から性的画像の共有を求められた若者は12.6%に上った。しかし、そのうちの70.5%は「大ごとにしたくない」「時間が解決すると思った」などの理由で誰にも相談しておらず、被害に直面しても声を上げられない構造が存在している。
自分と相手の権利や性的同意について学ぶ「生命の安全教育」を知っていると答えた若者は43.0%だった。授業を受けた層の理解度は90%以上と高かった一方で、2024年3月の文部科学省の調査(2023年度実績)によれば、学校における性的暴力防止教育の実施率は45.3%にとどまっている。
これらの結果を受け、調査チームはオンライン上の性被害を防ぐために以下の5点を提言している。
<調査概要>
調査手法:オンライン調査
実施時期:2026年5月11日~5月13日
調査対象者:全国の16~24歳の男女
回答数 2,060人(うち未成年474人)