ZEN大学は、2027年4月入学者および在校生を対象とした各種奨学金制度の募集を順次開始する。昨今の物価高騰に伴う家計負担の増加を受け、授業料免除型奨学金の支給枠を大幅に拡大する。給付型奨学金と合わせて大学全体で最大1150人の学生を経済面から支援する方針だ。なお、9月1日より2027年4月入学生の出願受付も始まっている。

用意される奨学金は主に2種類で、双方の併用が可能となっている。
「日本財団ZEN大学奨学金」は、授業料などを全額免除する原則返済不要の制度だ。対象は生計維持者の収入合算が700万円未満で、修学意欲の高い学生とされる。年間38万円の授業料と、入学検定料・入学金(計6万6000円)が免除対象だ。支給枠は前年度の700人から最大1050人へと拡充された。2027年4月入学生向けの1次募集は9月1日から9月30日まで受け付ける。
一方の「特待奨学生支援制度」は、社会的な実績や今後の活躍が期待される人を対象に年間原則50万円(例外的に100万円)を給付する。募集は9月15日からで、最大100人に支給する計画だ。
同学はオンライン講義を中心に、社会人の学び直しや競技・創作活動との両立など多様な学習スタイルを支援している。入学選考では学力試験を行わず志望理由や小論文で選考しており、今回の奨学金制度の拡充によって、経済的・地理的な理由による教育格差を解消し、学びたい意欲のある人材へ広く機会を提供する構えだ。
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