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教育ICT

プログラミング教育 全国的な機運を醸成<文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課長 髙谷浩樹氏>

2019年1月1日
第54回教育委員会対象セミナー・東京

教育委員会や学校の整備担当者を対象に実施している「教育委員会対象セミナー~ICT機器の整」が、12月5日に東京で開催された。当日は約110名の教委・教員が参集した。

「柴山・学びの革新プラン」のねらい

文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課長 髙谷浩樹氏

文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課長 髙谷浩樹氏

文部科学省は平成30年11月22日、「柴山・学びの革新プラン」を公表した。髙谷課長はこの背景とねらいについて講演した。

柴山・学びの革新プランは「小学生の65%は、今は存在していない職業に就く」「今後10~20年程度で半数近くの仕事が自動化される可能性が高い」など、未来が予測できない状況にあっても、しっかりと生き抜く力を子供たちに育てるための方策だ。AIやIoT、ビッグデータ活用などが求められる新しい社会への対応が、教育分野では大きく立ち遅れている。その遅れを取り戻そうという思いが本プランに込められている。

PISAのデジタル読解力調査では、国語や数学の授業における日本のPCの使用状況は他国と比較して著しく低い。学校や自治体、企業が一丸となって新たな先端技術の導入を目指そうというのが本プランの方向だ。

■3つの柱は遠隔教育
・教員支援・環境整備

本プランでは、①遠隔教育の推進による先進的な教育の実現、②先端技術の導入による教師の授業支援、③先端技術の活用のための環境整備を政策の柱に掲げている。

2020年代には希望するすべての小中高等学校で遠隔教育の実現を目指す。小規模校や離島などを遠隔でつなげる、病気療養や不登校など特別な配慮が必要な児童生徒を支援する、外国人やプログラミングの技術者など優れた外部人材の活用などを想定している。

先端技術の導入による教員支援とは、ビッグデータの活用などによる児童生徒の学習状況に応じた指導の充実などだ。今後、教育再生実行会議においてICTに関する専門的な知識・技術を有する人材の活用、全国学力調査のデータ利活用、情報セキュリティ確保など先端技術の活用について多方面の議論を深めていく。

■日本のAI戦略を強化

日本のAI戦略の遅れを取り戻すことを念頭に、平成30年9月から有識者による「AI戦略実行会議」を設置。高校のAI・数理・データサイエンス教育の充実、STEAM教育の充実による文理分断からの脱却などを目指す。

各自治体では「1年半後から小学校でプログラミング教育をしっかり教えられるか」を改めて考えてほしい。

文部科学省では新学習指導要領に向けた取組として、平成31年度は「次世代の教育情報化推進事業」に1億2800万円を計上している。そのうち情報教育関連では、小学校のプログラミング教育実施に向けた指導事例の創出や教材開発を実施。高等学校の情報科担当教員の指導力向上に向けて教員研修用教材を作成・配布する。情報モラル教育教材も改善・充実を図る。

「小学校プログラミング教育の手引」は策定済で、内容を充実させ、指導例を追加した第2版を平成30年11月に公表した。

平成31年1月から全国35の地域で市町村教委の指導主事を対象にプログラミング教育のセミナーを開催する。新たにプログラミング教育月間を作ることも予定しており、全国的に機運を盛り上げる。

【講師】文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課長 髙谷浩樹氏

 

【第54回教育委員会対象セミナー・東京:2018年12月5日

教育家庭新聞 新春特別号 2019年1月1日号掲載

 

  1. 文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課長 髙谷浩樹氏
  2. 東京大学松尾研究室・リサーチディレクター中山浩太郎氏
  3. 神奈川県教育委員会 総務室ICT推進担当課長・柴田功氏、神奈川県教育委員会 指導部高校教育課指導主事・橋本雅史氏、神奈川県立生田高等学校・小原美枝総括教諭
  4. 八王子市教育委員会 教育総務課主任・峰尾晃彦氏
  5. 荒川区教育委員会 指導室長 瀬下清氏
  6. 三田国際学園中学校・高等学校 教頭 田中潤氏

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最新号見本2019年11月29日更新
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