板橋区(東京都)では子供に寄り添うこころの絵本『ぼくとモヤモヤ』を6月に発行した。

子供の「SOSの出し方に関する教育」の充実が社会的に求められている。「絵本のまち板橋」を推進する同区では、地域資源を活かし、区の健康推進課と、区内にキャンパスのある東京家政大学の武田(六角)洋子教授、同ゼミ生によるワークショップの成果をもとに、編集者の細江幸世氏、絵本作家のまえだよしゆき氏が具現化した。
本書は区立図書館や児童館、保育園・幼稚園・小学校へ配架し、小学校児童の1人1台端末でも閲覧可能に。読み聞かせイベントや動画の作成、授業案の作成等を予定。市販の予定はないが板橋区のHPで全文を閲覧できる。
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kenko/soudan/inochi/1058806.html
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年10月20日号掲載