
岩井俊憲/著
誠文堂新光社
B6変型判 232頁
1650円
アドラー心理学は別名「勇気の心理学」と呼ばれているという。ここでの勇気とは「困難を克服する活力」のこと。子供たちの自己肯定感や意欲の低さが問題視されている今、その理論と実践を本当に必要としているのは、10代の子供たちではないだろうか。
勉強は何のためにするのか、自分の性格は変えられないのか。アドラー心理学カウンセリング指導者である著者が、学校生活や進路選択、自分の内面に揺れ動く10代読者の悩みに寄り添いながら、アドラー心理学のエッセンスを伝える。
例えば「劣等感」について、アドラーは「自分の理想がある証拠」として尊重する。本書では「劣等感はかけがえのない友」として、その感情との付き合い方を読者と共に考える。‘どうしても自分に自信が持てないのはなぜ’という問いには、自分自身にどんな言葉を使っているのか、その重要性を解説する。
自分に自信をもって新しいことに挑戦するために、具体的な思考方法と実践方法を紹介する。小学校5年生から読めるルビ付き。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年4月27日号掲載