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スクールバスの到着時刻を知らせる「バスキャッチ」導入で負担軽減~牧之原養護学校

2021年12月21日

鹿児島県立牧之原養護学校は通学区域が広域にわたるためスクールバスを運行しているが、バス到着時刻を案内してくれるアプリとして「バスキャッチ」を導入した。「バスキャッチ」は欠席連絡でも利用され事務職員の負担が大きく軽減された。


■新型コロナウイルス感染防止で増便してスクールバスを運行

牧之原養護学校は鹿児島県内2番目の規模の特別支援学校となり、通学区域は霧島市、姶良市、曽於市、志布志市、鹿屋市(輝北町)と広域にわたるためスクールバスを運行。新型コロナウイルス感染防止のため3台の増便を含めて10台のスクールバスを運行している。

 


■スクールバス到着5分前に「バスキャッチ」で通知

通学区域が広範囲となる特別支援学校では通学バスのニーズが高い半面、長時間バス停で待つことは、児童生徒の体調面の負担が課題となっていた。VISHが提供する「バスキャッチ」のバス到着時刻案内を利用することで、保護者には5分前に到着時刻を案内できるようになり、バス停で待つことがなくなった。

 


<導入事例インタビュー>

VISHでは養護学校ならではの悩みを解決した導入までの経緯や導入効果についてのリモートインタビュー内容をWebで公開している。

導入事例インタビュー

 


■運転手や事務職員の負担を軽減させるために

これまでバスの運転手や添乗員も欠席者が分からないまま迎えに行っており、乗車予定の児童生徒がバス停にいない場合は学校へ確認していたが、バスは道に長時間停車しているわけにもいかず課題となっていた。また、朝の欠席連絡が1日30件以上あり、事務職員への負担が大きくなっていたことから、こうした負担を減らすため「バスキャッチ」の導入を決定した。

 


■バスの位置情報を配信することで柔軟な対応が可能に

「バスキャッチ」でバスの位置情報を配信することで柔軟な対応ができるようになった。到着予定を案内出来ることで、保護者も児童生徒も長時間バス停で待っている必要がなくなり、駐車場で待機できるなど負担軽減につながった。


■欠席連絡と一緒に理由も確認

また、「バスキャッチ」を導入したことで、欠席連絡と一緒に理由も入力できるようになった。バス不要も一緒に確認できるため、バスの添乗員もシステムを見て、欠席を確認できるようになった。

 


■必要な連絡事項はメールで配信

文書でのお知らせは児童生徒に渡しているため、保護者が目を通すのはだいたい夜になっていた。連絡が必要であることがわかったとき、「バスキャッチ」により、すぐにメールで配信できるようになったことは、学校と保護者にとって大きなメリットとなる。

 


■職員や保護者、運転手、添乗職員の負担軽減に

「バスキャッチ」の導入により、職員は朝の時間を本来の業務である事務処理や授業準備をすることが出来るようになり、保護者も朝の忙しい時間帯に欠席の電話を入れるという面倒がかからなくなった。また、送迎バスの運転者、添乗職員が欠席者を把握した上でバスの運行をできることで、業務の改善にもつながった。


<バスキャッチとは>

「バスキャッチ」はVISHが提供する、ICT化を支援するクラウドサービスの総称。アンケート、お便り、欠席・遅刻・早退連絡のデジタル化などの機能を1施設あたり月額9000円で利用できる。20211220日現在、1800以上の教育機関で導入されている。バスキャッチオプションは、当日の乗車リストをスムーズに確認ができたり、保護者へバスの位置情報配信や到着案内を配信できるなど、業務負担軽減と保護者ニーズの双方に対応している。

 

鹿児島県立牧之原養護学校

バスキャッチ公式サイト


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