教育同人社とRecursiveは、計算ドリルの紙面に児童が手書きした解答を自動で丸付けするAIモデル「MITORU」の体験デモを、 6月11日からインテックス大阪で開催される「第8回 EDIX大阪」で関西初公開する。
デモ体験は、6月13日12:00〜15:00に、グーグル合同会社の展示ブース(ブース番号:6-20)で実施される。なお、「第8回 EDIX大阪」の来場には事前登録が必要(入場無料)。
MITORUは、児童の自立的な学習への支援、教員の見取りを通した個別最適な指導への支援、並びに業務負担軽減に向けた取り組みの一環として、両社が開発を進めてきた自動丸付けのAIモデル。小学生向けの紙の計算ドリルに対応しており、児童が手書きした解答を児童自身が端末で撮影・アップロードすることで、AIが自動で丸付けを行い、教員の採点業務をサポートする。
MITORUの Google Classroom アドオンは、3月から両社が共同で拡張を進めており、2025年中を目途に開発を完了し、 Google Workspace Marketplace での提供を目指している。これにより、ノートやドリルの丸付けや回収、提出状況の記録、集計、返却やコメントのやり取りなどの一連の工程が、▽課題設定▽課題の取り組み・写真撮影▽課題提出・丸付け▽確認・解き直し・再提出▽提出状況・結果表示――の5つのステップで Google Classroom 上で一元管理できるようになる。
なお、両社は今後、Google Classroom アドオン版「MITORU」のモニター校募集を予定している。
※来場事前登録も上記から行える