四條畷学園とNEXCENTはこのほど、教育連携パートナーシップを締結した。同社は、学校教育と企業研修を融合した教育プロジェクトとして社会課題解決型の研修プログラム「NEXT SENSEI」を提供している。同校が推進する「社会人と学生の交流活性化」の一環として、講師派遣や同プログラムの実施経験を活かした社会人と中高生が交流する場づくりで協力する。
学校教育における社会連携の重要性が高まる中、四條畷学園では、多様な企業・地域連携による学習プログラムを展開している。一方、NEXCENTでは、中学校・高等学校等での探究学習プログラムと企業研修を融合したプログラム「NEXT SENSEI」を開発し、企業社員を外部講師として全国の中学校・高等学校に派遣し、人生の体験談をベースとする授業を実施している。
今回パートナーシップを結んだことで両者は、同校が推進する「社会人と学生の交流活性化」の一環として、講師派遣や同プログラムを活かした社会人と中高生が交流する場づくりで協力する。企業社員が自身の経験をもとに“リアルな社会人”の姿を伝えることで、生徒は将来を具体的にイメージし、人生や職業選択について考える機会を得られる。取り組みは継続的に実施し、社会人と中・高校生の接点を広げる新たな学びの形を創出する。
社会人×学生のワークショップ取り組み時の様子
「NEXT SENSEI」は、企業社員を「企業研修の一環として」学校現場に講師として派遣する全3回構成の研修プログラム。学校以外の現場で働く大人が当たり前に教育に携わる社会を形成するための第一歩として、大企業社員を外部講師として全国の中学校・高等学校に派遣し、人生の体験談をベースとする授業を実施している。
企業社員が自身の体験を通じて”リアルな社会人”の姿を生徒に伝えることで、生徒は将来へのイメージを描き、人生・職業選択について考える機会を得ると共に、企業社員は内発的動機付けの促進が期待できるという。