ポケトークは8月25日、教育現場向けに提供しているAI同時通訳サービス「ポケトーク for スクール」を月額利用料を従来の8分の1となる5万5,000円へ改定すると発表。併せて、各種ブラウザ版製品と一本化し「Sentio(センティオ) ポケトークforスクール」と改称することも発表した。
「Sentio」は、相手の話す10言語(英語、日本語、韓国語、中国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語)を75言語の音声とテキストで、リアルタイムに通訳して理解できるサービス。事前のソフトウェアのインストールなどが必要なく、簡単に大人数に同時配信をすることができる。
2023年度、公立学校に在籍し日本語での学習支援が必要と判断された児童・生徒は6万9,123人で前回比で18.6%の増加。教育現場における「言葉の壁」が課題となっている。
「ポケトーク for スクール」は、これまで主に市区町村の教育委員会および中学校・高校で導入されてきたが、学校単位での導入や専門学校での導入など、急速にニーズが広がっているという。特に需要が拡大している専門学校は、近年外国人生徒が増加しており、多くの場合の学習期間が2年間であることに加えて卒業後の就職を目指すことから、日本語での学習環境の整備および言語・技術の習得が急務となっている。
こうした背景を受け、同社は価格帯を明確化することで導入のしやすさと選びやすさを両立すべく、製品構成の見直しを行い、AI同時通訳「Sentio」に統合した。
「Sentio」の中の「カンファレンスプラン」として9月より販売を開始し、これまでの年額44万円を価格改定し、新たに5万5,000円で販売する。加えて、これまでの「ポケトーク for スクール(旧名称)」で設けていた上限時間を無制限にすることで、より日常的にAI同時通訳を活用できるように変更する。