個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実させて、学びを「子供主体」へ転換することが求められている。北九州市の門司海青小学校では、めざす子供の姿を「自ら学びをCreateする子ども」として、主体的に学び続ける授業への転換を進めている。
まず、子供が主体的に学び続けるための「柔軟な教育課程」の編成を図り、午前中40分授業の5時間制を生かして学習課題を精選・焦点化。午後は「マイプランタイム(25分)」や「チャレンジタイム(60分)」を位置付けている。

マイプランタイムの様子
例えば、低学年のマイプランタイムでは、知識や技能等の基礎的内容を自ら修得するために、子供自身がデジタルドリルや紙のドリルを選択して進めたり、友達と数字ゲームで楽しみながら進めたりしている。チャレンジタイムでは、個別と協働、全体の時間を十分確保できるように、ゆとりある時間設定で進めている。

チャレンジタイムの様子
個別と協働で進度を調整しながら学んだ後は、子供が進行しながら学級全体で練り上げる場を設けている。さらに、学び方のルーブリックに基づいて子供が自身の学び方を自己評価し、学びを自らふり返ることに継続的に取り組んでいる。
子供の学びの転換を図るには、教育課程を柔軟に編成することが求められる。そのためには、学校管理職がリーダーシップを発揮して、教育DXのビジョンを明確に示すことが必要である。
【お知らせ】次号より新連載「AI時代の主体的な学びへの転換」が始まります。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年3月16日号掲載