文部科学省は8月26日、2025年度「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」の認定・選定結果を公表した。
本認定制度は、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、それを適切に理解し活用する基礎的な能力(リテラシーレベル)や、課題を解決するための実践的な能力(応用基礎レベル)を育成するため、数理・データサイエン ス・AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行う大学等の正規の課程(教育プログラム)を、文部科学大臣が認定及び選定して奨励するもの。これにより数理・データサイエンス・AIに関する基礎的な能力及び実践的な能力の向上を図る機会の拡大に資することを目的としている。
今年度は、3月10日〜5月12日の期間で、大学・短期大学・高等専門学校を対象に公募を実施。審査の結果、 新たにリテラシーレベル98件、応用基礎レベル132 件を認定した。また、先導的で独自の工夫・特色を有する教育プログラムを「リテラシーレベルプラス」として2件、「応用基礎レベルプラス」として4件選定している。
2025年8月時点の総認定数（かっこ内はプラス選定の件数）は、リテラシーレベルが国立大77件（20件）、公立大45件（1件）、私立大352件（9件）、短大61件（0件）、高専57件（2件）の計592件（32件）。応用基礎レベルは、大学等単位が146件（15件）、学部・学科単位が220件（10件）の計366件（25件）となった。
今回の選定結果はこちらで確認できる。
