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Z世代のコミュニティの実態「9人に1人がオンラインで仲間と交流」〜プレマシード調べ

2025年9月23日

プレマシードは、Z世代におけるコミュニティや人間関係の変化を明らかにする「Z世代のコミュニティ実態調査」を実施、このほどその調査結果を公開した。

本調査は、Z世代(1997〜2012年生まれ/28~12歳)の中でもコロナ禍以降の生活・学習環境・価値観などが当たり前になっている2002~2010年生まれ/22~15歳に対象を絞り、高校生のコミュニケーションの手段と頻度の変化について調査している。

 

■友達がいるコミュニティは「学校」が最多

 

 

友達がいるコミュニティとして最も回答率が高いのは「学校」で89.3%。次いで「近所(学校等が同じではないが友達である」が25.5%、「家族・親戚を含む親しい関係者のグループ」が18.7%、「オンラインでの共通の趣味を持つコミュニティ」が11.2%と続く。

 

 

 

SNSなどを通じて出会う「リアルでは会ったことのない人」との関係については、「趣味や推しの話が合えば、十分親しくなれると思う」が82.2%(「そう思う」+「ややそう思う」の合計、以下同)。次いで「会ったことのない人と関わるのは不安を感じる」が81.7%、「SNS上でやりとりするだけならよいが、親しくなるのは難しいと思う」が68.5%、「リアルかそうでないかの違いは意識していない」が43.5%と続く。

 

 

 

 

 

友達との関係性について聞いたところ、「狭く深い関係が多い」が70.6%、「広く浅い関係が多い」が29.4%。学校の中で「表面的な会話はするが、深い話はしない関係の友達」がいるかは、「いる」が87.0%、「いない」が13.0%だった。

 

 

■複数のSNSアカウントを持つ理由、使い分け

 

 

SNSのアカウントに関しては、「Instagram」は70%以上が、「X(旧Twitter)」も過半数が2つ以上と回答した。

複数のアカウントを所持している人に、その所持理由やどのように使い分けているかを具体的に聞いたところ、以下のような回答が得られた。

 

  • 友達や家族向けのプライベート用アカウントと、推しなどをフォローしている推し活アカウントで分けている(16歳/男性)
  • 見る用と交流用(20歳/女性)
  • メインアカウントは仲が良い人とやり取りするため、サブアカウントはそこまで関わりが深くない人も含めたもの(21歳/女性)
  • 中学校までの友達用、高校からの友達用、推し活用として3つのアカウントを持っている(16歳/女性)

 

■人と関わるときに「ちょうどよい」と感じる距離感は?

 

回答率が最も高いのは、「気軽に連絡がとれる関係がよい」で46.3%。次いで「つかず離れずの、程よい距離感が心地よい」が38.5%、「相手によって関係性を柔軟に変えたい」が29.3%、「隠しごとのないオープンな関係がよい」が23.7%と続く。

 

 

■コミュニケーションに疲れるときがある

 

へのネガティブな反応に対して、「よくある」は27.5%、「時々ある」は53.3%。合計すると「ある」は80.8%になる。

コミュニケーションに疲れた、めんどくさいと感じることがあると回答した人に、それはどんなときか聞いたところ、以下の回答が得られた。

  • 急いでいる時や、複数人から同時に連絡が来たときはめんどくさいと思う(15歳/女性)
  • 相手の返信速度が早いと、急かされているように感じてしまう。あまり仲が良くない人から頻繁に連絡が来るときは本当に困る(17歳/女性)
  • 話したいことがないのに、気まずくならないためだけに会話をするとき(20歳/女性)

 

■孤独や悩みを感じるのはどのようなときか

あなたが孤独や悩みを感じるのはどのようなときですか。(複数回答/n=600)

 

最も高いのは「自己肯定感が低下しているとき」で34.0%。次いで「周りに話せる友人がいないと感じたとき」が32.5%、「学校にいても話す相手がいないとき」「誰かといても自分だけ話に入れていないと感じるとき」がそれぞれ32.3%と続く。

上記の「自己肯定感が低下しているとき」以外の3つでは女性の回答率が高く、コミュニティ内の人間関係で孤独や悩みを感じることが多い。一方、男性は「休日何も予定がないとき」のように一人でいるときやヒマなときに孤独や悩みを感じる傾向にある。

 

▶︎調査結果の詳しいレポートはこちら

 

<調査概要>

  • 調査手法:ネットリサーチ
  • 対象者:全国の15~22歳男女、コロナ禍に学生生活を送っていた人
  • 調査期間:8月8日~8月18日

 

 

株式会社プレマシード

 

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