サイボウズの「ソーシャルデザインラボ」(そでらぼ)は、自治体・教育委員会向けおよびフリースクール向けの2種類のkintoneアプリパックの無償提供を開始した。
「自治体・教育委員会向け不登校相談窓口アプリ」と「フリースクール向けアプリ」にの2種類。匿名相談ができるオンライン不登校相談窓口の設置や、出欠・会計を含むフリースクールの運営効率化を支援する。利用にはkintoneの契約が必要。
文部科学省の「COCOLOプラン」では、自治体に対して地域の支援機関や制度の情報を整理し、保護者が必要な支援にアクセスできるよう情報提供を行うことが求められている。今回のアプリパックは、この方針に沿った形で、現場導入を後押しする具体的な仕組みとして設計されている。
保護者からの不登校に関する相談を匿名でオンライン受付でき、相談の緊急度(トリアージ)や対応状況を見える化。相談内容・担当者・対応履歴をkintoneで一元管理できる。
フリースクールの日々の運営効率化と、保護者や在籍校との情報共有を支援。生徒名簿、出欠管理、活動記録、スケジュール管理、会計など、運営に必要な各種情報に加え、領収書や活動報告書(通所状況報告書)の帳票出力にも対応する。
アプリパックのダウンロードはこちらから行える。
なお、アプリパック自体は無償提供だが、利用にはkintoneの契約が必要となる。
アカデミック・ガバメントライセンス(自治体向け)
チーム応援ライセンス(フリースクール等向け)