日本最大級の魚介グルメフェスティバル「SAKANA&JAPAN FESTIVAL(魚ジャパンフェス)2025 in日比谷公園」(主催:SAKANA&JAPANFESTIVAL実行委員会)が11月28日(金)から30日(日)までの3日間、東京・千代田区の日比谷公園で開催される。魚ジャパンフェスは四方を海に囲まれた日本の大切な食文化で栄養豊富な「魚食」の活性化を目的に開催される。

魚ジャパンフェスの前身である「ジャパンフィッシャーマンズフェスティバル~全国魚市場&魚河岸まつり」は2016年に日比谷公園で初開催。2019年には東京・渋谷区の代々木公園で姉妹イベントとして魚ジャパンフェスもスタート。2024年度は2024年11月に東京・お台場青海地区の特設会場、2025年2月に代々木公園、3月に大阪市の扇町公園で魚ジャパンフェスを3回開催して合計約57万人が来場。累計来場者数は約250万人に達した。日比谷公園のリニューアル工事に伴い、お台場で開催してきたが、今回は3年ぶりに発祥の地に戻ってくる。
親潮と黒潮がぶつかる福島県沖の海域は「常磐もの」と呼ばれる、おいしい魚介類の宝庫。同時開催となる「発見!ふくしまお魚まつり」は東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故からの復興を応援する。ノドグロやヒラメなど福島各地の旬で新鮮な魚介を使った海鮮丼のほか、うに貝焼きやさんまのポーポー焼き、ほっき飯などの郷土料理や海鮮ラーメンなどを用意。福島の地酒やワインも一緒に楽しめる。

会場では「発見!ふくしまお魚まつり」と連携し、世界有数の漁場である北海道・三陸地域の厳選した魚介料理を集めた「食べて応援!ニッポンの幸」エリアを設置。日本の海の幸のおいしさを発信し、日本の漁業や水産業を応援することを目的としている。

最終日の11月30日には、日本の水産物に光を当てる魚の祭典「第11回Fish-1グランプリ」(主催:国産水産物流通促進センター構成員、全国漁業協同組合連合会)を日比谷公園にれのき広場で開催。全国各地の漁師が選んだ自慢の魚「プライドフィッシュ」や地魚など国産水産物を使った魚料理が出品。来場者と審査員の投票でグランプリなど各賞が決定する。また、さかなクンによるトークショーなどのステージや展示・体験イベントも行われる。
