DCON実行委員会は10月20日、高専生による「ものづくり」とディープラーニングを活用した事業創出コンテスト「第7回 全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2026(DCON2026)」の一次審査通過チームを発表した。
DCONは、高専生が培ったものづくりの技術とディープラーニングを活用して作品を制作し、その作品が生み出す事業性を企業評価額で競うコンテスト。これまでに12社のスタートアップが誕生しており、技術と事業性を両輪とした教育プログラムが、社会実装につながる人材育成に寄与している。
本年度は、過去最多の40高専/91チーム/119作品の応募があった。
応募作品は、日常の不便を解決するAIソリューション、地域産業・農業DX、食料問題や地球温暖化など、身近な課題から地球規模のテーマまで幅広くカバー。2019年大会から参加のモンゴルに加え、今大会はタイの高専からの初参加もあった。
一次審査の結果、40高専79チーム/98作品が二次審査へ進出した。
一次通過チームは、約2か月でプロトタイプを開発し、二次審査の書類選考と面談選考を経て、本選進出10チームが決定すっる。最優秀賞は、本選審査員(VC等)が決定する企業評価額により選出される。
一次審査通過チーム一覧はこちらで確認できる。