近年、地震や台風などの自然災害が頻発し、企業や自治体における事業継続計画(BCP)への対応が求められている。特に災害時の情報伝達手段として、紙による印刷物の重要性が再認識されており、限られた電力環境でも安定して稼働する機器へのニーズが増加している。
エプソン販売は11月13日、一社・防災安全協会が認証する「防災製品等推奨品マーク」において、複合機カテゴリーとして初めて防災製品等推奨品に認証されたと発表した。

今回認証されたのは、ビジネスインクジェット複合機エプソンのスマートチャージ対応モデルの「LM-C6000」で、災害時など電力供給が限られた状況でも、安定して稼働できる点が高く評価された。
本モデルは、インクジェットならではの低消費電力設計により、災害時のポータブル電源やバッテリーでも稼働可能であり、事業継続計画(BCP)対策としても有効。また、低消費電力でありながら高生産性(印刷スピード60枚/分)で鮮明なカラー印刷が可能など、災害時の情報伝達手段としても活用できる点も評価された。災害用に備えておくのではなく、通常業務の設備を工夫するだけで、緊急時にも役立つ情報伝達手段を確保することが可能となり、業務継続の取り組みにもつながる。