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学校施設

学食とタニタのコラボメニューで「食」と「健康」への関心高める~中学生が企画し実施

2026年2月20日

立命館中学校・高等学校(京都府、東谷保裕校長)では1月26~30日、㈱タニタと共同で、生徒チャレンジ企画「食事でつくる私の未来!」を実施した。同校創立120周年記念事業であるチャレンジ企画に中学校2年の松井渚紗さんが応募し、採択されたもので、松井さんは「生徒それぞれの食の好みや食生活が異なる中、自分のからだに合った食事を取る機会をつくることで、将来の健康につなげたい」とし、学食での実食を通じた企画となった。期間中同校の学生食堂ではタニタがアレンジ・考案した「野菜たっぷりチーズカレー」「野菜たっぷり味噌ラーメン」「ブロッコリーとカッテージチーズのサラダ」が提供された。

企画実施した松井さん

準備期間は7か月に渡った。松井さんを中心にタニタ、立命館生活協同組合が協働し内容を検討。実際に「はかる」「たべる」「気づく」を学校生活で体験し、生徒一人ひとりが実践するきっかけを創出した。

 

3つのメニューが提供された

生徒を対象に実施したアンケートからは丼物やラーメンなど「単品」で食事を済ませる「単品食べ」の課題が明らかになったため、付け合わせの野菜の種類や量、成長期に必要なカルシウムや鉄分を取れるように工夫。“食べてみたくなる”ことも重要視した。

また健康を「自分ごと」として捉えられるよう、体組成測定会も実施。期間中約200名が参加した。

ほかにも学食内では生徒が制作したスライドを投影、さらにメディアセンター(学校図書館)ではタニタのレシピ本や栄養に関する書籍を揃えるなどして、生徒自ら学びを深められるようにした。

 

体組成測定も

多くの運動部所属の生徒からも体組成測定に関心が寄せられた

生徒たちからは「カレーもラーメンもバランスがよく考えられていておいしかった」「(サラダは)ほんのりチーズが入っていてあっさりした味で、ブロッコリーともとても合っていた」「筋肉量などを測定できることは知らなかった」といった感想が聞かれた。

 

松井さんは「企画当初は『野菜をたっぷり出せたらいいのに』と思ったが、そう単純ではないことを実感した」とし、さまざまな工夫によって生徒たちにたくさん手にとってもらえて嬉しい、と話す。

 

メディアセンターのコーナー展示

メディアセンターのコーナー展示

120周年記念事業・生徒チャレンジ企画担当の企画担当の原紳太郎教諭は「今回のイベントは、企業への問合せから実施に至るまで、すべてを生徒がやり抜いた結果。(中略)生徒による発信であったことが、多くの生徒に感心を持ってもらえた理由だと感じる」としている。

 

また120周年記念事業統括・鳥島裕之教頭は「企業への問合せ、アンケートの実施やまとめは国語や家庭科の学習、食材の仕入れ、販売価格の設定は数学の学習にもつながるなど、『総合的な探究の学習』の要素が非常に多く、生徒自身の関心を基に主体的に経験を通して学ぶ機会になった」としている。

 

同校の120周年記念生徒チャレンジ企画は、120周年の節目に合わせて、同校の教育理念「自主自律」、建学の精神「自由と清新」という学風のもと、普段の学校生活では体験できないようなことに挑戦するきっかけとして実施。1800人の生徒から31件のアイデアが寄せられ、書類審査と面接を経て10件を採択された。今回の「食事でつくる私の未来!」もその一つ。採択された案件については1件にあたり10万円までの支援金を提供され、生徒が自ら管理・運営し、主体的に取り組む。

 

教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年2月16日号掲載

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