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おいしい献立写真 旬の食材は生きた教材~第9回「大寒から雨水/鮭の粕汁」

2026年2月17日
連載 おいしい献立写真

冬から春の変わり目に~豆まきと柊鰯で邪気払い

年が明け、すでに1か月が過ぎました。昨年から、冬至の次には年末、年始が続いて、人々が集い、五穀豊穣、無病息災の願いを込めたことでしょう。大寒は1月20日から2月3日頃。年間で最も寒い季節ですが、わずかに春の兆しが見え始めます。この頃の気候が三寒四温(さんかんしおん)と言われ、寒い日が三日続いた後、暖かい日が四日続き、寒暖を繰り返しながら春に向かっていきます。

初候は東風解氷(はるかぜ、こおりをとく)=東から暖かい風が吹き始め、張り詰めていた厚い氷を溶かし始める頃をさします。さらに黄鶯睍睆(うぐいすなく)=うぐいすの鳴き声が聞こえはじめます。氷上魚(うおこおりをいずる)=春の兆しを感じ、魚も動き始め、割れた氷の間から飛び出す様を表しています。

さらに季節が進み、雨水(うすい)=立春から十五日目に当たる頃から降る雪は雨に変わり、雪解けが始まる頃のことで、草木の芽吹きを促し、雪解け水のおかげで農作業もはかどります。

季節の花として梅の花やアセビ、ハコベ、福寿草等があります。旬の食材にはチヂミホウレンソウや小松菜などが甘味を増し、フキノトウ、春キャベツ、菜の花も出回ります。魚介類では赤貝やズワイガニ、ハマグリ、新ワカメ等がおいしくなってきます。

体の温まる「鮭の粕汁」を作ってみました。材料は塩鮭1切れ、大根200g、人参50g、ごぼう50g、油揚げ1枚、長ねぎ50g、酒粕100g、味噌30g、昆布5㎝角1枚、干し椎茸2枚。

鮭の粕汁の材料

昆布と干し椎茸の出汁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昆布は4カップの水に、干し椎茸は2カップの水にそれぞれ浸けて30分おきます。塩鮭は、一口大に切り、大根、人参は5㎜厚さのいちょう切り、ごぼうは皮をこそげ、乱切りにし水に浸けておきます。油揚げは半分の幅に切り細切りにし、長ねぎは斜め薄切り。

酒粕を溶く

出来上がり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昆布だしと椎茸だしを鍋に入れ、野菜を柔らかくなるまで、アクを取りながら煮る。油揚げと塩鮭も加え、煮汁で溶いた酒粕と味噌も加え、長ねぎを散らし盛り付ける。

【食育メモ】節分は季節の変わり目に鬼(邪気)が出るとされ、豆を投げて追い払う風習があり、鬼が入らぬように柊に鰯の頭を指した柊鰯(ひいらぎいわし)というものを玄関先に飾ったりします。地方により、神様のいる方角を向いて願い事をしながら恵方巻きを食べる習わしもあります。今年は南南東が福を呼ぶようです。

【著者】フードディレクター・澤坂明美=管理栄養士。女子栄養大学香友会と業務提携し『プロカメラマンとフードコーディネーターに教わる料理写真講座』を継続開催、女子栄養大学認定料理教室等を主宰する。

教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年2月16日号掲載

おいしい献立写真 旬の食材は生きた教材

 

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