かつおぶし削りや郷土料理作りに挑戦-(一社)和食文化国民会議は8月3日、㈻服部学園 服部栄養専門学校と共催し、子供たちの和食への興味・関心を高める夏休み体験イベント「子ども和食セッション」を開催。小学生と保護者119組248人が参加した。
「だし」を使ったお料理講習会
ユネスコ無形文化遺産の「和食」を学ぶ同イベントは「見て・触って・作って・味わって・楽しく学ぼう」がテーマ。「だし」を使った料理講習会、太巻き祭りずし等の料理教室、かつおや昆布、みそ仕込みの授業、みそまる(みそ汁の素)作り、おむすびワークショップ、緑茶のセパレートティーづくり、箸や砂糖・油・豆に触れたり、お米や味噌を食べ比べるブースといった18の講座が実施された。
味噌を仕込む(マルコメ)
「太巻き祭りずし」(千葉伝統郷土料理研究会)を体験した親子は「はじめは”本当にできるのかな?”と思ったが、丁寧に教えて頂き作れた」と笑顔。同研究会は、講座を体験した後に自宅でも作りやすいようレシピを組み立てたと言う。
出展企業・団体は、伊藤園、ウェルネオシュガー、榮太樓總本舗、三信化工・いただきますinfo・はしわたし研究所、J-オイルミルズ、大日本水産会、旅するおむすび屋むすびえ、千葉伝統郷土料理研究会、日本昆布協会、にんべん、服部栄養専門学校、フジッコ、プレナス、マルコメ、ミソド。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年8月11日号掲載