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みんがく、地域を支えるDX人材育成エコシステム「N-E.X.T.ハイスクール 支援パッケージ」を始動

2026年3月4日

みんがくは、文部科学省「N-E.X.T.ハイスクール構想」に対応し、「令和7年度 産業イノベーション人材育成等に資する高等学校等教育改革促進事業」の活用を見据えた自治体向け「N-E.X.T.ハイスクール支援パッケージ」の提案を開始した。

本パッケージでは、教育向け生成AIプラットフォーム「スクールAI」と伴走型支援を組み合わせることで、地域産業と教育を接続し、教育と採用が循環する“地域共創型DX人材育成エコシステム”の構築を目指す。

■ 2040年に向けた高校教育の課題

「N-E.X.T.ハイスクール構想」では、①地域社会と産業を支える人材不足への対応②少子化・地域格差の進行と学びの機会確保――という2つの社会課題への対応が特に重要とされ、地理的条件や多様な背景に左右されない学びの提供や、遠隔・個別最適な教育の充実が求められている。

 

■改革先導校の3つの類型

「N-E.X.T.ハイスクール構想」では、高校教育改革を先導する拠点校を設け、その成果を域内の高校へ展開していくことが想定されている。改革先導校は、主に以下の3つの方向性に基づき教育改革を進めることが求められています。

①アドバンスト・エッセンシャルワーカー等育成支援

地域産業や社会基盤を支える分野において、新技術を活用しながら生産性向上や高付加価値化を担う人材の育成が重視されている。単なる技能習得にとどまらず、課題解決能力や探究心、実践力を備えた人材の育成を通じて、地域を支えると同時に変革を担う人材の育成が期待されている。

②理数系人材育成支援

AIやデータサイエンスなど新たな成長分野の拡大を背景に、理数系分野の基礎力に加え、自ら問いを立て、仮説検証を行う探究力や研究力の育成が重要とされている。文理横断型の学びやSTEAM教育、実社会と接続した探究活動の充実が求められている。

③多様な学習ニーズに対応した教育機会の確保

少子化や地域の過疎化が進む中、地理的条件に左右されない学びの機会の確保が重要な課題となっている。地域の教育資源の活用や遠隔授業の活用などにより、多様な背景を持つ生徒一人ひとりに応じた学習環境の整備が期待されている。

 

■ 教育DXを“社会実装”へ ― 本提案の位置づけ

本提案の特徴は、単なるAIツールの提供にとどまらず、自治体の教育戦略と連動した形で、構想設計から現場定着までを一体で支援する点にある。本取組では、政策・学校現場・地域社会を接続する伴走型の支援モデルを通じて、教育改革を学校内の取り組みにとどめず、地域人材育成や産業振興と連動させることを目指している。

さらに、教育と産業が地域内で循環する「地産地消型人財育成モデル」の確立を視野に入れ、地域で学び、地域で働き、地域を支える人材を継続的に生み出す仕組みづくりを推進する。

 

■人財の「共創」と「循環」を生む地域共創モデル

本提案では、地域企業・学校・自治体が連携し、人財の育成と地域産業の発展が循環する仕組みの構築を目指している。

具体的には、地域企業が持つ技術や知見を教育コンテンツとして整理し、AIアプリとして学校現場で活用できる形で提供することを想定。これにより、生徒は地域産業のリアルな課題や技術に触れながら学びを深めることができ、地域におけるキャリア意識の醸成や人材定着につながる。さらに、学習ログや探究活動の履歴をもとに、生徒の興味・関心や適性の可視化を図り、地域産業との接続や高度人材育成につながる仕組みづくりを提供する。

 

■ 「スクールAI」を基盤とした3つの方向性への対応

同社は、「N-E.X.T.ハイスクール構想」が示す方向性を踏まえ、教育現場における生成AI活用の具体像について検討を進めている。現時点では、以下の3つの観点から教育DXの実装イメージを整理している。

①エッセンシャルワーカー型
  • 地域産業の知見を継承する学習モデル

製造・農業・医療など地域産業における熟練者のノウハウや暗黙知をデジタル化し、学習コンテンツとして活用する仕組みを構築する。これにより、生徒が地域の実社会に即した知識や判断基準に触れながら学ぶ環境づくりを目指す。また、専門的な観点からのフィードバックや実践的な課題提示を通じて、キャリア教育の高度化や地域産業の担い手育成につながる可能性がある。

②理数・イノベーション型
  • 思考プロセスを支援するAI活用

理数学習や探究学習の文脈において、AIを思考支援ツールとして活用し、生徒が問いを立て、仮説検証を繰り返す学習プロセスを支援する。データ分析や技術計算、課題解決型学習などを通じて、論理的思考力や創造力の育成につながる学習環境の実現を目指す。これにより、STEAM教育や文理横断型学習の深化に寄与する。

③多様な学習 ニーズ型
  • すべての学習者にアクセス可能な学び

不登校経験のある生徒や山間地域・離島の生徒、日本語指導が必要な生徒など、多様な背景を持つ学習者に対し、個別最適な学習支援を提供する。AIによる学習サポートを通じて、自分のペースで学びを進められる環境を提供し、また、同右者が提供するオンライン学習室など既存の学習支援サービスとの連携も視野に入れ、対面・オンライン双方の学習機会を組み合わせた支援モデルの構築を行う。さらに、アクセシビリティ機能の活用により、言語や学習環境の違いに左右されにくい教育環境の整備につなげる。

 

■ 導入と定着を支える伴走支援体制を構築

本取組では、以下の3層による支援体制を通じて、導入から運用定着までを継続的に支援する。

  • DXアドバイザー:年間ロードマップと実施計画の策定を通じて、AI活用を学校全体の実践へと展開し、次世代の学習体験を創造
  • 認定ティーチャー:出前授業や教員研修、事業案作成授業を通じて、組織のICT活用力を高め、教員の主体的な実践を支援
  • AIに強いICT支援員(教育AI資格保有):日常運用のサポートやトラブル対応により、現場の心理的・技術的負担を軽減

 

「従来のICT支援員スキル」に加え「AI認定資格」を備えた専門スタッフを派遣することが、本パッケージの大きな特徴となっている。日常的な運用支援に加え、AI活用時のトラブルや現場の困りごとにもその場で対応することで、教職員の心理的・技術的負担の軽減を図る。なお、人材派遣については、豊富な実績を持つグループ会社のサクシードとの連携により提供する。

 

N-E.X.T.ハイスクール 支援パッケージ

株式会社みんがく

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