近畿大学附属福岡高等学校(福岡県飯塚市)は5月12日、全校生徒974人を対象としたサイバーセキュリティ教室を開催する。NIT情報技術推進ネットワーク代表取締役で、大阪府教育委員会ネット対応アドバイザーを務める篠原嘉一氏が講師として登壇し、「スマートフォンやSNSに潜む危険」をテーマに講演を行う。
同校では、生徒や保護者が被害者にも加害者にもならないための知識を身につけることを目的として、毎年サイバーセキュリティ教室、暴力団追放・薬物乱用防止講演会、デートDV予防講演会などを実施している。

昨年度実施のサイバーセキュリティ教室の様子
急速に情報化が進む社会の中で、意図せずネットトラブルに巻き込まれる可能性は年々高まっている。総務省でも4月に「インターネットトラブル事例集」を更新し、生成AIの利用に伴う被害を含むインターネット上のトラブル事例や予防等について注意喚起を行っている。
今回のサイバーセキュリティ教室では、ネット上で起こるトラブルの実例や、スマートフォンやSNSの影響で心身に影響を及ぼした事例などについて取り上げる。生徒は自身のスマートフォンを手元に準備して参加し、その場でプライバシーを守る設定が正しくされているかを確認しながら、危険から身を守る方法を学ぶ。本教室を通して、インターネットを取り巻くさまざまな倫理的・社会的課題への理解を深めるとともに、自分と他者を傷つけないネットリテラシーを身につけるとともに、情報化が進む社会でどのように行動すべきか、自らの行動と照らし合わせる機会にする。