滋賀県豊郷町立豊郷小学校および日栄小学校で5月、全校児童を対象とした「足型計測会」が実施された。子供靴ブランド「IFME」(イフミー)による、足の成長をサポートする足育活動の一環。計測会では、2日間で合計363名の児童の足を計測し、一人ひとりに個別フィードバックを提供した。当日は一社・鬼ごっこ協会の講師を招き、「スポーツ鬼ごっこ教室」も実施した。

未就学期から小学校低学年の子供の足は、速いペースで成長するため、気づかないうちにサイズの合わない靴を履き続けてしまうケースが少なくない。合わない靴の着用は、外反母趾や浮き指などの足指の変形、扁平足、姿勢の崩れを引き起こすだけでなく、運動能力やバランス感覚の発達、日常の活動量にも影響を及ぼす可能性が指摘されている。
正しい靴選びを学ぶ「足育(あしいく)」への関心が高まっているなか、子供たち自身にも「足の成長」を考えてもらうため、今回の足型計測会を実施した。
計測会では、シューフィッターの資格を持つ同社社員が、子供一人ひとりの足を直立した状態で手計測した。計測項目は、足長・足幅・足囲といった基本的な足の形状に加え、アーチの状態を把握するため、足の舟状骨の高さを測定。これらの項目は、靴選びの基準となる足の「長さ」だけでなく、「幅」「厚み」「アーチの状態」まで含めて足の特徴を総合的に把握し、より適した靴選びにつなげることを目的としている。

基本の3項目に加え、舟状骨(アーチ)の高さも測定
計測後には、子供一人ひとりの計測結果を専用結果カードにまとめ、フィードバックを実施。カードには、計測した足長・足幅・足囲の数値とJIS規格に基づく足囲区分(EEEなど)、身体計測データ(身長・体重)、過去の計測データとの比較による「足の成長記録グラフ」、そして一人ひとりに合った推奨靴サイズと「靴の選び方」の解説を掲載。子供自身が自分の足の特徴を理解し、保護者と一緒に正しい靴選びを考えるきっかけとなる内容だ。

配布物の例:計測結果はプリントにまとめてフィードバック