大阪府堺市はこのほど、AIを組み込んだ学校向け学習・校務一体型サポートシステム「ClassCloud」(提供元:Mikulak)を、市立の全小中学校等140校に導入した。
ClassCloudは、ホワイトボード機能を活用して授業や学習を支援し、AIが子供たちの学びを深める次世代型システム。蓄積された授業のデータを使って学級経営や校務を支援する。本システムにより市は、約6万人の児童生徒の学びをAIを活用して個別最適化。授業支援から校務DX、心のケアまで包括的なサポートを目指す。

今回の導入に際して、堺市立月州中学校の浦嘉太郎校長は次のようにコメントしている。
「本校では、これまで、ほぼすべての教員で、GIGA端末を活用して授業改善に取り組んできました。しかし、生徒一人ひとりの学びを大切にしながらも、個々の理解度や思考の深まりを十分に把握することに難しさを感じていました。「ClassCloud」を活用することで、生徒の振り返りや意見がリアルタイムで可視化され、学びの過程をこれまで以上に把握できるようになりました。
また、授業中に個々の児童・生徒に対し、個別にAIのサポートがあります。クラス全体の意見を瞬時にAIが分析して教えてくれます。思考を深める質問やフィードバックを自動で提示し、AIで「学びの質」を高めます。想像の世界ではありません。これらを実現するのが「ClassCloud」です。
教員に対しても授業のAI分析は授業改善や教員の能力向上においての強力なツールとなるでしょう。全ての教員に一度は体験してほしいです」。