Mikulak(ミクラック)は協働学習アプリと併用しやすい「ClassCloud AI活用エディション」を新たに提供開始した。ClassCloudのAIはホワイトボード上の子供の学習の様子をリアルタイムに把握し(特許出願中)、子供はそのAIとともに学習を進められる。
開発者の原田眞氏(Mikulak代表取締役)は次のように教育業界に問いかける。「例えば、あなたがゲストティーチャーとして学校に招かれたとします。でも別室待機で子供たちの様子をまったく見られず、送られてくる質問に答えるだけとしたら、個別最適なサポートができるでしょうか。これが現在のAIアプリです」
従来の生成AIアプリは、ワークシート上の状況、何を書き込んでどこで手が止まっているのかなど、子供の手元の状況を把握しないまま、質問にだけ答えていると指摘する。
ClassCloudでは、例えば子供がホワイトボード上でリンゴの絵を描いていれば、AIがリンゴの絵を自動で認識して「おいしそうなリンゴだね!」と声をかけたり、子供と対話しながら絵のブラッシュアップを図るなどの支援を行う。テキスト入力や手書き、貼った画像も認識するので、あらゆる教科・場面でサポート可能だ。進みが遅い子を自動で検知して支援する機能も備える。
子供の状況をリアルタイムに読み取ることで、わからないことを言葉にできない子供や、子供自身が気付いていない誤りや見落としも支援できる。学習とAIがシームレスにつながる、究極の個別最適AIを目指して開発した。

生成AIアシスタント「くらすけ」が子供の活動をすべて把握してアドバイスする
AIが学習状況をリアルタイムに把握するため、事前のプロンプト設定の手間が大幅に減る。設定した内容は保存や再利用ができ、校内や自治体内での共有も可能だ。プロンプト設定の負担が減るとAI活用のハードルが下がり、教員が子供と向き合う時間の創出にもつながる。
ClassCloudのAIは、校務もサポート。子供たちの学習履歴から所見を自動で生成でき(特許取得済)、生成された所見は教員が編集できるうえ、その根拠となる成果物もすべて確認できる。
さらに、学級経営やメンタルケア等に役立つさまざまな形でデータを可視化する。
授業中のコメントのやり取りデータをもとに、交流の多さや幅広さなども可視化され、交友関係図なども生成される。日常的なデータ入力等の手間なく活用して教員の見取りを手助けする、教育データの利活用の最前線といえそうだ。
EDIX東京ではテクノホライゾンのELMOブース内で本製品を紹介する。無償トライアルも1クラスから可能で、小中高校・私学や政令指定都市である堺市を始めとする自治体で導入が増えている。詳細はブースもしくはcontact@mikulak.co.jpへ。
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教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年4月27日号