文部科学省は26日、官民協働の海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム」(大学生等対象)の2026年度(第18期)派遣留学生の選考結果を発表した。応募者数は前年度比約2割増の1481人(275校)に達し、第2ステージ開始以降で最多を記録。選考の結果、277人(うち新大学1年生7人)が採択され、全体の倍率は5.3倍と依然として高い競争率となった。
申請コース別では、スポーツや芸術、人文学など幅広い分野を対象とする「ダイバーシティコース」に応募が集中。最多の869人が応募したものの、採用は116人にとどまり、倍率は7.5倍と最高値を記録した。次いで「STEAMコース」が4.1倍、「イノベーターコース」が3.1倍だった。

学校種別では国立大学が採用158人と他を大きく引き離したほか、私立大学からも90人が採用された。公立大学や高等専門学校、専修学校からの採用も見られ、留学の裾野の広がりがうかがえる。留学先の地域は欧州(146人)が過半数を占め、北米(54人)、アジア(33人)と続き、計52か国・地域に及ぶ。


同プログラムには今月1日時点で109の企業・団体から総額44.7億円の支援が集まっており、今後も寄付募集を継続する。来月18日には文部科学省で壮行会が開催される予定で、同省は「グローバル人材育成コミュニティ全体で派遣を祝い、士気を高める機会としたい」としている。