KDDIとスポーツブルが共同提供する学生スポーツ応援コミュニティ「ANYTEAM」は、中高生の部活費に関する実態調査結果を発表した。運動部に所属する生徒の年間平均負担額は8.4万円に上り、保護者の65.0%が費用面に負担を感じている実態が明らかになった。
調査によると、運動部生徒の年間平均負担額は文化部(4.4万円)の約2倍。部活別ではサッカー部が年間14万円で最も高く、陸上部(10万円)、野球部(9万円)が続いた。費用の多くはユニフォーム・ウェア費や遠征・交通費が占めている。

一方、中高生の81.8%が「今よりもっと強くなりたい」と答え、72.0%が「環境が整えば成長できる」と回答した。部活動の顧問の76.0%も「もっと多くの挑戦や経験をさせたい」と望み、70.0%が「予算があれば提供できる」と考えている。


資金確保の手段は「学校予算」や「保護者負担」に偏っており、新たな資金調達手段であるクラウドファンディング(CF)を「利用したことがない」学校は98.0%に達した。潜在的なニーズはあるものの、支援を得る仕組みの活用が進んでいない。

ANYTEAMは今回の調査結果を受け、資金難に直面する部活動を支援する「夏の部活動応援プロジェクト」を7月22日から始動した。特設ページを通じてCF立ち上げをワンストップでサポートするほか、CFを開設した先着50部活にオリジナルTシャツをプレゼントするSNSキャンペーンを展開。さらに、神奈川県立光陵高校サッカー部のCF挑戦に密着したドキュメンタリー動画を8月上旬から公開する。
<調査概要>
調査手法:インターネット調査
実施時期:2026年6月26日~6月30日
調査対象者:部活動に所属する中高生、部活動の顧問、部活動をしている子供を持つ保護者
回答数:514人(中高生214人、顧問100人、保護者300人)