三重県いなべ市は、コニカミノルタジャパンが提供する学校教育向けソリューション「tomoLinks」の対話型生成AIサービス「チャッともシンク」を導入した。市内の公立小学校11校と中学校4校の計15校の児童生徒および教員が7月より利用を開始している。文部科学省のガイドラインに沿った安全な学習環境を整え、子供の思考力向上とAIリテラシーの育成を目指す。

「チャッともシンク」は学校教育での活用を前提に開発されたサービスで、年齢制限なく全児童生徒と教員が利用できる。授業の目的に応じて教員がAIの振る舞いを設定できるのが特徴だ。AIが単に答えを提示するのではなく、問い返しや言い換えを行って子供の思考を促し、協働学習や探究学習における意見整理、文章作成を支援する。
導入にあたっては、まず教員がサービスを活用してAIリテラシーや実践的スキルを高め、校務の効率化を進める。その上で各校の実態に合わせ、授業や探究活動などの学習場面へ段階的に展開していく計画だ。市教委は、現場の教員から使用例や使用感を聞き取りながら活用実績を積み上げ、未来を見据えた教育環境の構築を目指すとしている。