聖望学園中学校高等学校(埼玉県)は8月より、校内教育活動においてテクノロジーを活用したARスポーツ「HADO」(提供元:meleap)を導入した。運動が得意な生徒だけでなく、全ての生徒が主体的に参加し楽しめるスポーツ環境づくりを推進する狙いだ。

「HADO」は、頭部にヘッドセット、腕にセンサーを装着し、拡張現実空間で技を繰り出すテクノスポーツ。プレイヤーの走力や筋力といった物理的な身体能力のみで勝敗が決まるわけではなく、相手の動向を予測する判断力やチームでの連携、攻撃・防御のタイミング、試合前の「スキルセット」による能力調整などの戦略性が求められる点が特徴である。同校では、運動への苦手意識を持つ生徒やゲーム・eスポーツに親しみの強い生徒に対しても参加の機会を広げられる点に着目した。

AR、eスポーツ、ゲーム、アニメなど、現代の生徒が親しみを持つ文化を教育活動に取り入れることで、生徒が「やってみたい」と自然に感じられるきっかけを生み出し、スポーツへの関心や主体的な参加を促す教育コンテンツとして活用する
導入後は体育授業での活用を中心に、学年やコースを跨いだ交流活動や各種イベントでの展開を予定している。同校は、多様な個性を持つ生徒が自身の強みを生かして協力し合える選択肢としての効果に期待を寄せており、主体的な学びと成功体験の積み重ねを促す新たな教育コンテンツとして、今後の運用状況が注目される。