ガイアックスは8月31日、全国の教育委員会を対象とした「生成AI活用研修」を無償で提供すると発表した。想定参加者は教育委員会の担当者や校長、教頭などの管理職。学校現場での生成AI活用に向けた具体的な一歩を踏み出すための支援を目的としている。

研修は90〜120分のワークショップ形式で実施される。生成AIの基本概念から始まり、実際の学校での活用事例を体験するほか、個人情報の取り扱いや誤情報(ハルシネーション)、著作権などのリスクへの対処法をケーススタディで学ぶ。さらに、各校でのルール作りや今後の行動をグループで整理する。参加者には資料一式やアーカイブ動画が提供され、研修後に域内の学校へ展開することも可能だ。
現在、DXハイスクール構想などを背景に、学校現場からのAI活用に関する相談が増加している。同社は、生成AIを教員を代替するものではなく、教員を雑務から解放し、子供たちと向き合う時間を取り戻すための道具と位置づける。活用推進には、まず管理職や関係者間で仕組みやリスクの認識を共有することが不可欠だと考え、今回の企画に至った。
募集対象は全国の教育委員会や、子供政策など教育活動に取り組む自治体の部署。募集枠は10自治体で、応募多数の場合は抽選となる。参加人数は下限10人で上限はない。
実施期間は10月から2027年3月まで。講師は同社から各自治体の指定会場へ派遣され、交通費や宿泊費を含め費用は完全無料である。活発な意見交換や質疑応答の時間を十分に確保するため、オンラインではなく対面での実施を推奨している。
申し込みの締め切りは、9月15日、9月30日、10月15日の全3回となっている。
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