8月24日から26日、全国の高校生を対象とした越境型探究プログラム「TOKYO越境CAMP」の合宿が都内で開催された。主催はNPO法人Leap forと一社・ウィルドア。参加した27人の生徒らは、生成AIや社会起業など8つのテーマに分かれ、学校や地域の異なる仲間、各分野の実践者と対話しながら、自身の関心を探究テーマへと深めた。

合宿2日目には、成果発表まで取り組むプロジェクトの原型を作成。最終日にはその内容を発表し、活動に伴走する「センパイ顧問」と対面した。専門的な視点や助言を得て、合宿後72時間以内に取り組む最初の行動を具体化した。参加した生徒からは「専門的な話を直接聞くことで、知らなかった可能性に気づいた」といった声が寄せられた。
合宿で生まれた問いとつながりは、オンラインを中心とした「越境部活動」へ引き継がれる。これは複数の学校や地域の生徒が継続的に学び合う、学校横断型の部活動だ。参加者は全国の仲間やセンパイ顧問の支援を受けながら調査や企画などに取り組み、11月1日開催予定の成果発表会「越境祭」に向けてプロジェクトを育てていく。
高校の探究学習が重視される中、生徒の関心は多様化している。本プログラムは、文部科学省が進める「N-E.X.T.ハイスクール構想」が掲げる「地理的アクセス・多様な学びの確保」にも通じる取り組みである。両法人は今後、この越境部活動を自治体や大学、企業などと連携し、継続的な探究機会として展開していく方針だ。