自転車用ヘルメットメーカーのオージーケーカブト(東大阪市)は、通学用自転車ヘルメット「SB-03」において、高校生が企画した新色モデルを数量限定で販売している。大阪府警察や大阪府教育庁と連携する「Safety Bicycle推進校」の生徒と共同で開発を進め、着用率が低い高校生が「かぶりたくなる」デザインとカラーを実現したものだ。

2024年のデータによると、自転車乗用中の10万人当たり死傷者数は15〜19歳で218.4人と全体の約4.1倍に上る。一方で、ヘルメット着用率は中学生の70%に対し高校生は10.7%にとどまる。
同社はこの課題を解決するため、みどり清朋高校と金光藤蔭高校の2校の生徒と2025年5月から約半年間、アンケート調査や意見交換、プレゼンテーションを重ねて企画を練り上げた。
今回登場した新色は「マットカーキ」と「マットサクラ」の2色。マットカーキはみどり清朋高校が選定し、学校周辺の豊かな自然や校歌に込められた思いを「翠」としてアレンジした。マットサクラは金光藤蔭高校のセレクトで、自由な校風を反映した柔らかな印象の色合いに仕上げている。

ベースとなる「SB-03」は、スポーツ用ヘルメットの技術を応用した軽量設計(260〜300g)と高い通気性が特徴。国内の安全規格である「SG基準」に適合し、頭部にフィットするアジャスターや夜間の視認性を高める反射リフレクターも備える。価格はオープン。