愛知県豊明市はスマートフォンなどの過剰使用に注意を促すため「豊明市スマートフォン等の適正使用の推進に関する条例」を10月1日に施行。条例の制定に合わせて市民の意識の変化を探るため10月1日から15日にかけて、インターネットを通じてアンケート調査を実施した。回答数は182件。
条例の施行によるスマートフォンなどの使用時間については「変化あり」は7.1%に対し、「変化なし」は65.4%だが、「変化はないが気にするようになった」は27.5%と、条例の制定による意識変容が見られた。
条例ではスマートフォンの使用について、小学生以下は午後9時、中学生以上は午後10時を目安とし、以降の使用を控えるよう求めている。なお睡眠時間の変化については「あり」2.7%、「ない」84.6%で現状、大きな変化は見られていないようだ。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年11月17日号掲載