千葉県が県内すべての中学校、高等学校、特別支援学校など630校を対象に実施している青少年ネット被害防止対策事業(ネットパトロール)の2024年度実施結果が5月15日に公表された。インターネット上のトラブルの未然防止を図るため、生徒が行っているSNSなどについて監視・啓発する取組。
ネットに問題のある書き込みを行った生徒は1190人で前年度よりも77人増加。特に問題のある書き込み(他人の顔写真の公開や特定の人物に対する誹謗中傷など)83件については前年度より減少しており、学校を通じて指導・削除などを行った。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年6月16日号掲載