本県は2024年度末に第4期千葉県教育振興基本計画（25～29年度）を策定、基本目標の第一に｢教育の土台づくり｣を掲げました。
教員不足、とりわけ小学校教員の志願倍率低下は深刻です。大学との連携や奨学金返還緊急支援事業のほか、スクール・サポート・スタッフなどの配置による教員の負担軽減、デジタル技術を活用した業務改善、部活動の段階的な地域展開に向けた環境整備を進めるなど、教育の土台をしっかりとつくることで志願者増に努めています。
また｢県立高校改革推進プラン・第二次実施プログラム｣を策定。私学も含めた高校の授業料の実質無償化に対応し、都市部の小規模校の統合や水産高校の全県募集など、活力と魅力ある県立高校づくりを目指します。
さらに、本年度は全県立学校で授業用ネット回線を専用回線へ切り替え、通信速度の高速化を図るとともに、｢学校教育情報化推進計画｣も一部見直し、生成ＡＩの利活用も盛り込みました。
また、不登校支援として2024年度に開始したオンライン授業｢エデュオプちば｣は5教科を平日毎日配信し、今年度から小学4～6年生へ対象を拡大。フリースクールへの補助や校内教育支援センターの整備を進め、メタバースを活用したモデル事業も実施しています。引き続き、子供たちと教員の笑顔のために尽力して参ります。
