山形県教育委員会は不登校支援事業として、メタバースを活用した「オンラインの居場所」のデモンストレーションを10月24日に実施した。利用者はオンライン空間で他の参加者と交流したり学習動画を視聴することができる。
県内の小中学校などに在籍する不登校の児童生徒が対象。デモンストレーションでは30人ほどの児童生徒がバーチャルで県庁をツアー。アバターを使ってロビーや展望台、応接室などを見学した。「オンラインの居場所」での行動は自由で、バーチャル内の掲示物を見てまわり、アンケートの回答に応じる児童生徒もいた。開室時間は2時間程度で月2回程度のペースで開室する予定。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年11月17日号掲載