いわゆる高校無償化について、自由民主党・公明党・日本維新の会の合意において、2026年度からの高等学校等就学支援金制度の見直しとあわせて公立高校や専門高校等への支援の拡充を行うこととされ、国として「高校教育改革に関するグランドデザイン2040(仮称)」を2025年度中に提示し、各都道府県が策定する計画に基づく取組を支援するため、交付金等の仕組みを構築することに加え、緊要性のある取組等は先行的に実施するとされたところです。これを受け、文部科学省として2025年11月、「高校教育改革に関する基本方針(グランドデザイン(仮称))」骨子を取りまとめ、関係団体等の意見交換も行いつつ、2025年度中の策定に向けて検討を進めています。
また、今年度補正予算において、高校教育改革のための基金として約3000億円を計上し「アドバンスト・エッセンシャルワーカー等育成支援」「理数系人材育成支援」「多様な学習ニーズに対応した教育機会の確保」といった、改革を先導する拠点のパイロットケースの創出や、この一環として、学ぶ意欲のある高校生が家庭の経済状況によって左右されることがないよう、地域との連携によって学力向上・学習支援を図るような取組の支援に取り組んでいきたいと考えています。
「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」については、今年度補正予算において52億円(継続1200校程度、新規採択校100校程度)を計上し、情報、数学等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICTを活用した文理横断的・探究的・実践的な学びを強化するために必要な環境整備の支援に取り組みます。本年も高校教育の質の向上に尽力して参ります。