GIGAスクール構想は「1人1台端末」と「高速大容量通信ネットワーク」の整備を通じ、すべての子供たちが主体的に学ぶ環境の実現を目指して進められてきました。
今や情報端末は授業の中に日常的に溶け込み、子供たちが自らの考えで表現し、協働的に課題を解決する姿が全国各地で見られるようになりました。
さらに、特別支援教育や不登校児童生徒支援の分野でもデジタル技術が子供たち一人ひとりの学びの保障に大きく寄与しており、誰一人取り残さない教育の実現に向けた重要な基盤となっています。
2024年度からスタートした「GIGAスクール構想第2期」では、情報端末更新を契機として、学びの質向上を目指した教育DXを一層推進しています。
個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向け、各地で多様な実践が進められています。これに加えて、校務DXや生成AIの安全な活用に向けた実践、ガイドラインやモデル事例の共有も進み、現場が安心して取り組める環境づくりが進展しています。
さらに、次期学習指導要領の議論では、「情報活用能力の抜本的向上」が重要な柱として位置付けられており、小中学校における新たな情報教育の枠組みの方向性が示されています。
文部科学省としても、「情報活用能力の抜本的な向上を支える指導体制改善プラン」を公表し、次期指導要領の全面実施を待つことなく、学習者用教材や教師向けの研修コンテンツの充実などに向けた総合的な支援に逐次、取り組んでいくこととしています。
あわせて、教育データの適切な利活用に向け、情報セキュリティの確保と個人情報の適切な取扱いを前提とした仕組みの整備にも取り組んで参ります。
子供たちがデジタルの力で可能性を伸ばし未来を切り拓くことができるよう、現場と課題を共有しながら日本の教育DXの更なる発展に尽くして参ります。